[鉄道]淡路島線妄想地理

[淡路島線] Ⅲ-Ⅱ 淡路島線の駅の構造

前回は淡路島線に設置する各駅の位置と役割を整理した。


今回は、各駅の駅設備を構内図とともに見ていく。
尚、構内図は見やすさを優先し、駅によって縮尺を調整している。

「ぼくの色眼鏡哲学」管理人のながたるみおです。ご訪問いただきありがとうございます。
今回は駅内部の設備について取り上げていく。

なお、思考整理や画像生成の補助としてAIを活用することがあります

各駅の構内図

今回用いる記号は、以上のものである。
青色・緑色は改札内、橙色は改札外、黄土色はホームを示す。
そして改札内外の境界に引いた太線が改札口である。

また鳴門・徳島方面が下り須磨・三ノ宮方面が上りとなっている。

なお、本稿では、分岐器・場内信号機・出発信号機を持たない駅を、運転上の呼称として停留所と表記する。

では実際に各駅の構内案内図をもとに、どういった駅となるのか見ていく。

また土木的な詳細については、別記事にて取り上げる。
もしよろしければそちらも参照されたい。

ひょうご大磯駅

ひょうご大磯駅は、3階建ての地下駅となる。
2面2線の相対式ホームであり、停留所に分類される。
1番線が下り、2番線が上り列車の発着ホームとなる。

当駅特有の構造物として、救護室広大なコンコースが挙げられる。
これは当駅が明石海峡トンネル内に位置しており、有事の際の避難拠点となるためである。
このため迅速な避難、また混雑防止のために地下2階には広いコンコースを設け、一時的な避難拠点としている。
またトイレを地下2階に設け、救護室と備蓄倉庫をまとめて設置することで、避難民と救護民を分離することを図る。
更に駅設備の南側には救急・消防専用の階段を設けており、利用客と完全に分離された階段を設け、迅速な救助を可能としている。

あわじ東浦駅

あわじ東浦駅は、3階建ての高架駅となる。
2面4線の島式ホームであり、1・2番線が下り、3・4番線が上り列車の発着ホームとなっている。
尚、全ホームともに下り列車の発着に対応している。
この理由として、災害時などの島内折り返し運行時の北端駅となるためである。

頑張っています💦

当駅は淡路市の玄関駅であり、そのためにバスや集合の待ち合わせ、更に異常気象時の島内折り返し運用の際の北端駅となることから、待合室キヨスクを設けた。
またみどりの券売機設置駅であるため、北口改札に設けている。

尚、バスターミナルが2つあるように見えるが、これは駅直下のバスターミナル(北口)と市内中心のバスターミナル(南口)とわかれているためである。
東浦バスターミナルは徒歩10分程度の距離にあるため、駅直下の駅バスターミナルを設けた。

釜口阪晴台駅

釜口阪晴台駅は、3階建ての掘割・盛土駅である。
1面2線の島式ホームであり、停留所に分類される。
1番線が下り、2番線が上り列車の発着ホームとなっている。

当駅は駅の北端と南端で地上標高が異なるため、3階建てとなった。
北口はスロープ設置となっている一方、南口は階段とエレベーターが設置されている。

浜淡路駅

浜淡路駅は、3階建ての高架駅である。
1面2線の島式ホームであり、停留所に分類される。
1番線が下り、2番線が上り列車の発着ホームとなっている。

周囲が住宅街であることから、駅の設備自体は簡素な構成とした。
また全駅の中で珍しく出入口名が地名となっている
浜淡路口がニュータウン側、佐野口が既存の佐野地区側となる。

生穂駅

生穂駅は、3階建ての海上高架駅である。
1面2線の島式ホームであり、停留所に分類される。
1番線が下り、2番線が上り列車の発着ホームとなっている。

地上の出入口以外はすべて海上部に位置している。
このため当駅特有の防災備蓄が多く必要となり、結果倉庫が広くなった。

津名駅

津名駅は、3階建ての高架駅である。
2面3線の島式ホームであり、1番線が下り、3番線が上り、2番線は両方向の列車の発着に対応している。

当駅は淡路市中心部にほど近く、その分利用者も見込まれるため待合室が設置される。

塩尾駅

塩尾駅は、2階建ての高架駅となる。
1面2線の島式ホームであり、停留所に分類される。
1番線が下り、2番線が上り列車の発着ホームとなっている。

当駅には斜行エレベーターが2基設置される。
これは乗降ホームと道路側出入口の標高差、水平距離が大きいためである。
このイメージとしては西宮名塩ニュータウンのもの。

また周囲の地理的条件より、出入口は北側にのみ設置した。

あいがうちうら駅

あいがうちうら駅は、3階建ての高架駅となっている。
1面2線の島式ホームであり、停留所に分類される。
1番線が下り、2番線が上り列車の発着ホームとなっている。

当駅は観光スポットの近くに所在しており観光需要がメインとなる駅ではあるものの、そこまで大きな需要が見込まれるわけではないため、駅の規模自体はこじんまりとしている。

洲本駅

洲本駅は、3階建ての高架駅である。
2面4線の島式ホームであり、1・2番線が下り、3・4番線が上り列車の発着に対応している。

線内唯一の特急停車駅となることから、駅務室やみどりの窓口、改札内売店や複数の待合室が用意されるなど、線内の各駅と比べ最も充実した設備を備える。
この最たる特徴が、トイレが改札ごとに設置されることと、待合室がホームに設置されることである。
これは特に見込まれる需要が大きい駅であり、余裕のあるつくりとするためである。

西洲本駅

西洲本駅は、2階建ての高架駅となる。
1面2線の島式ホームであり、留置線を有している。
1番線が下り、2番線が上り列車の発着ホームとなっている。

当駅を始発・終着とする定期列車が多く出発待ちの利用者が一定数見込まれるため、待合室を設置した。また、ホーム階と地上の改札階との標高差が大きいことも、当駅の構造上の特徴である。

広田学園丘駅

広田学園丘駅は、3階建ての高架駅となる。
1面2線の島式ホームであり、停留所に分類される。
1番線が下り、2番線が上り列車の発着ホームとなっている。

当駅は大学や附属病院の直近に設置されることから、それらへの直結ペデストリアンデッキが設置されることが大きな特徴となる。
利用者数は多いものの、多くは大学・病院へ直接移動し、駅構内で長時間滞留する需要は比較的小さい。このため、利用規模に対してコンコースはコンパクトにまとめた。

三原おのころ駅

三原おのころ駅は、3階建ての高架駅である。
2面3線の島式ホームであり、1番線が下り、3番線が上り、2番線は両方向の列車の発着に対応している。

当駅は南あわじ市内の交通の結節点となることから、待合室キヨスクが構内に整備される。
また改札の正面にはロータリーに通じる階段を設け、市内の玄関駅として乗り換えのしやすい構造とした。

賀集八幡駅

賀集八幡駅は、2階建ての高架駅である。
1面2線の島式ホームであり、停留所に分類される。
1番線が下り、2番線が上り列車の発着ホームとなっている。

当駅はシンプルな構造となっており、最低限の設備のを有する
これは観光需要も一部見込まれるものの、基本は生活需要となることからそこまで設備を充実させる必要がないと考えたためである。

福良駅

福良駅は、2階建ての高架駅である。
2面4線の島式ホームであり、1・2番線が下り、3・4番線が上り列車の発着ホームとなっている。
尚、全ホームともに上り列車の発着に対応している。

後々・・・

当駅は災害時などの島内折り返し運行時の南端駅となるため、全ホームが上り列車の発着に対応しており、かつ広めのコンコースを有している。
また当駅は福良地区の端に位置していることから、改札外そばにコンビニが設置されている。

南淡うずしお駅

南淡うずしお駅は、2階建ての掘割(橋上)駅である。
1面2線の島式ホームであり、停留所に分類される。
1番線が下り、2番線が上り列車の発着ホームとなっている。

当駅の特徴として、観光案内所が駅に併設する形で設置されている。
これは当駅の設置理由である観光需要に端を発する。

鳴門公園駅

鳴門公園駅は、2階建ての高架駅である。
2面3線の島式ホームであり、1番線が下り、3番線が上り、2番線は両方向の列車の発着に対応している。
これは非常時における鳴門駅の折り返し設備の補助を行うためである。

そのうち出します・・・

当駅も南淡うずしお駅同様に観光地の多いエリアに設置されることから、観光案内所が設置される。

鳴門駅

鳴門駅は、3階建ての高架駅地上駅となる。
2面4線の島式ホーム(高架・淡路島線/特急専用ホーム)と1面2線の島式ホーム(地上・鳴門線)を有している。このうち1・2番線が既存の鳴門線ホーム3・4番線が特急専用ホーム5・6番線が淡路島線ホームとなっている。

これらのホーム間を往来する場合、改札を通る必要がある。
この理由は、特急専用ホームにおける将来の新幹線直通列車の受け入れを見据えたためである。このため青色の在来線コンコースと緑色の特急専用コンコースの間には中間改札が設置されている。
また鳴門線ホームと3階ホームを往来する場合、一度改札外を経由する必要がある。これは既存の鳴門線ホームと淡路島線ホームは管轄が異なるため、必ずしも改札内で直結させる必要があるとは言えないためである。

総括

最後に今回の情報をまとめていく。

淡路島線では、すべての駅を同じ規模・同じ設備で統一するのではなく、利用者数や周辺施設との関係、バスとの接続、災害時の役割などに応じて、それぞれ異なる構造を採用した。

また淡路島線の持つ役割である本州と四国を最速で結ぶということから、線路が地形に合わせて上下するのではなく滑らかな上下線形を重視した。
これが故に、特に洲本以北の駅では3階建ての構造となっており、地面とホームが大きく離れてしまった。洲本以北の駅で特に顕著に見られるのは、当該区間が比較的海沿いを経由していることから、駅が設置される平野部では地面の標高が低くなるものの、山岳トンネルもすぐ近くに設置されることから、線路標高も下げるわけにはいかなかったためである。
この詳細については、以下の記事を参照されたい。

お楽しみに👌

ということで、今回は駅の空間構成について取り上げた。
次回はみどりの窓口やみどりの券売機など、駅で提供するサービスと営業設備について整理していく。

今回の記事内容に対して、ご意見、ご質問等あれば忌憚なくコメントをいただけると幸いです。
また次回もお待ちしております。
お疲れ様でした。


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