先日のシルバーウィーク、高知へ行ってきた。
今回の目的は二つ。戻り鰹を食べること。そして、「ポケふた」を回ることだ。
高知では2026年7月から、ポケモンのスタンプラリーが始まっている。さらに9月は、ちょうど戻り鰹の旬でもある。
それなら今行くしかない。
ということで、4日間かけて高知をほぼ端から端まで走ってきた。
今回は、その旅行記である。
いつもの記事とは少し違って、軽い気持ちで読んでいただけると嬉しい。

「ぼくの色眼鏡哲学」管理人のながたるみおです。
ご訪問いただきありがとうございます。
今回は、高知を巡った4日間について書いていきます。
なお、思考整理や画像生成の補助としてAIを活用することがあります。
高知といえば

高知と聞いて、何を思い浮かべるだろう。
私の場合は、やっぱりまず鰹。
ひろめ市場で昼から酒を飲み、鰹と一緒に流し込む姿をテレビなどで見たことがある。
それ以外にも桂浜や四万十川、室戸・足摺岬のような広大な自然もある。
以前私が一人で旅行に来た時にこれらを概ね回ったことがあり、高知にはそれなりにいい印象があった。
このため今回は有名な観光地を回ることより、「ポケふたがある場所へ行く」という目的を優先した。
すると結果的に、これまで名前すら知らなかった町や村まで含め、高知県をかなり細かく走ることになった。
それらを時系列順で紹介していく。
そもそも高知とポケモンの関係は?

2024年11月、ヌオーというポケモンが高知だいすきポケモンに任命された1。
この理由として、高知の四万十川や仁淀川の清流がヌオーの暮らす場所としてのイメージに最適だったからとのことだ2。
そして県内各地にマンホールが設置されるようになり、2026年7月からマンホールをめぐるスタンプラリーが始まった。
私は最近、ポケモンスリープを今更ながら始め、その中でヌオーの可愛さを知ってしまった。
そして鰹の旬でもあるため、ちょうどいい時期だと思い、高知に行くことを決めた。
県西部を回っていく9月19日

9月19日は日高から須崎、中土佐、宿毛、柏島などを経て中村まで、県西部を中心に回った。
まずは西へ。最初の目的地は日下駅

9月18日の夜、仕事が終わり準備を済ましてから名古屋を出発。
翌朝、最初に向かったのは日高村の日下駅である。ここに寄ったのはポケふたが目的だった。
正直、この駅については名前すら聞いたことがなく、着いてみてもただの田舎の小さな駅という印象しかなかった。
しかし現地を少し散策していると、高知県で最初に国鉄が開業した区間が日下駅 – 須崎駅間だったことを知った3。
ただポケふたを見るために寄った駅なのに、急に鉄道史の話が出てくる。
こういう偶然は面白い。
また自治体名も日高と、一見北海道とも勘違いされうる地名であることも、その経緯が気になった。
次は須崎へ

続いて須崎駅へ。
先ほど触れた通り、日下駅 – 須崎駅間は高知県で最初に鉄道が開業した区間でもあり、この歴史にちなんだモニュメントもあった。

ただ到着したのはまだ朝早い時間。
ポケふたを撮って駅周辺を少し歩いたものの、人通りも少なく、普段の街の様子まではよく分からなかった。
私の中では、須崎は高知県内でも比較的名前を聞く街という認識だった。
ちょうど今年の夏の甲子園では、須崎市にある明徳義塾が高知代表として出場しており、学校紹介でも須崎市の名前を目にしていた。
そのためもう少し大きな街を勝手に想像していたのだが、早朝とはいえ駅前はかなり静かだった。
そして個人的に、もう一つ地味にショックだったことがある。
しんじょう君がいなくなっていた。

この画像は以前、高知に来た時に撮った写真である。
須崎にはしんじょう君というゆるキャラが居て、それがローソンの屋根に乗っている場所があった。
画像の通り以前訪れたのが夜だったため、次は明るい時間に見たいとずっと考えていた。
しかし彼は2026年7月に老朽化を理由に撤去されたとのこと4。
結構好きだったので悲しかった。
あまりにも悔しかったので、当該のローソンの前にある道の駅でヌオーグッズを買った。
そういえばしんじょう君とちぃたん☆は別キャラであることを、本稿を書いている中で知った。
とても見た目が似ているため、同じキャラクターだと思っていた。
そんな須崎を後にして、この日のもう一つの大きな目的へ向かった。
カツオである。
約3時間待って、ようやく戻り鰹

向かったのは中土佐町の久礼大正町市場。
名古屋を出る前に高知のおいしいお店を調べていると、田中鮮魚店というお店がおいしいと聞いたため向かった。
到着したのは午前9時半ごろ。
開店は10時であり、昼食にはまだ早い。流石にそこまで混んでいないだろうと思っていた。
しかし甘かった。
まず駐車場へ入るだけでも一苦労。
久礼は昔ながらの街で道も細く、市場周辺には既にかなりの人がいた。
田中鮮魚店へ行ってみると、当然のように大行列。
更に初見には少し分かりにくいシステムになっており、まず名簿に名前を書き、その後、名簿の前にあるカウンターで食べたいものを購入する。
あとは順番が来るまで待つという形である。支払いにはクレジットカードも使えた。
名前を書いたのが9時半ごろ。
近くの久礼八幡宮を参拝しながら待ち続け、席に着けたのは12時を過ぎてからだった。
約3時間。
私は個人的に、ご飯のために長時間並ぶ意味があまり理解できない人間である。
途中から「ほんまにここまで並んで食べる必要ある?」と思い始めていた。
実際、周辺には比較的すぐ食べられそうなお店もあった。
それでも今回は、戻り鰹を食べること自体が旅の目的。
ここまで来た以上、待つことにした。
ようやく出てきた鰹。
肝心の味なのだが、私は食通でもなければ海鮮に詳しいわけでもない。
「これが戻り鰹特有の脂だ」と言われても、正直そこまで分からない。
ただ、海鮮があまり得意ではない彼女がかなり普通に食べていた。
本人曰く、生臭さがほとんどないとのこと。
私は塩とニンニクで食べるのが特に気に入った。
3時間待つ価値が万人にあるかと言われると、そこまでは言い切れない。
ただ並ぶのが嫌いな私でも、食べ終わった後に「別の店にすればよかった」とは思わなかった。
並ぶのが苦手な人も、時間に余裕があるなら一度耐えてみてほしい。
次に来るなら、今度は春の初鰹を別のお店で食べて比較してみたいところである。
ただ、順番が近づいたら分かるLINEなどの呼び出しシステムがあればありがたかった。
初めてだったこともあり、どの程度店を離れていいのか分からず、暑い中を近くで待つことになった。ここは何とかなればなぁと思う。個人的な感想ではあるが。
一気に宿毛へ

鰹を食べ終わった時点ですでに昼過ぎ。
しかし、この日は県西部のポケふたをすべて回る予定で、柏島にも明るいうちに着きたい。
久礼からさらに西へ走り、宿毛へ向かった。
宿毛のポケふたは海沿いの道の駅にある。
キャンプもできるようで、海沿いにはオブジェもあり景色もきれいだった。
一方で、実際に行ってみると「宿毛に来た」というより、「海沿いのきれいな道の駅に来た」という印象の方が強い。
市街地からも離れており、ポケふたを見たらそのまま次へ行くこともできてしまう。
この感覚は、今回の旅行で何度か覚えることになった。
偶然見つけた安い道の駅と柏島

柏島へ向かう途中、スタンプラリーのために道の駅大月へ寄った。
今回のスタンプラリーは、スタンプの設置場所が道の駅や地域の物産館になっているところが多い。
そのため毎回売店も覗いていたのだが、その中でも大月は特に気に入った。
何が良かったのか。
鰹や海鮮、野菜が安い。
トラブル防止のため店内の写真は撮らなかったが、海鮮物が1パック200円程度で売られていた。
名古屋だと800円はしそうなものだ。
しかも色味も新鮮で、この日に名古屋へ帰るなら間違いなく買い漁っていた。
場所が場所なので今回は何も買えなかったが、次に高知でキャンプするならぜひここで買い物をしたい。
閑話休題、柏島に到着した。
ここは以前から高知出身の知人に海がきれいだと聞いており、過去にも訪れたことがある。
今回はポケふたが設置されたため再訪した。
改めて見ても、本当にきれいだった。
一緒に行った彼女は柏島自体を知らなかったようだが、かなり気に入った様子だった。
SNSには日本離れしたような写真も多く、それらと比べれば見劣りするのかもしれない。
それでも四国でこれだけ透明度の高い海が見られるなら、もっと知られていてもいいのになと感じる。
「なんでここ?」となった三原村

柏島の次は三原村。
ここは今回の旅行で初めて名前を知った場所だった。
ポケふたがあるのは住宅地に近い星ヶ丘公園。
現地へ着いて最初に思ったのは、「なんでここなんやろ」である。
周辺に特徴的な観光スポットがあるような案内は目につかず、現地ではただの公園としか感じられなかった。
後から調べると周囲には自然のきれいな場所もあるようだが、それを知らないままポケふたの写真を撮って出発した。
三原村までわざわざ行ったにもかかわらず、三原村についてほとんど何も知らないまま帰ってきたことになる。
これについては次回の記事でもう少し考えたい。
最後は土佐清水を経て中村へ

その後は土佐清水へ。
目的地は足摺海洋館周辺のポケふたである。
海沿いのロケーションはかなり良かったが、到着が遅く今回は入館できなかった。
また時間の関係上、土佐清水市街へは観光ができなかった。
これらは次回への宿題。
その後、中村まで走ってこの日は終了した。
ちなみにホテルを予約したのは、久礼で鰹を待っている最中だった。
検索してみると思った以上に選択肢が少なく、かなりギリギリだった。
連休の高知を旅行するなら、少なくともホテルだけは早めに取っておいた方がいい。
山間部を走る9月20日

9月20日は中村から山間部へ。
四万十町、天狗高原、中津渓谷、にこ淵を回り、この日は高知県を抜けて愛媛県西条市まで向かった。
ホテルを出たら、よさこいをやっていた

朝、ホテルを出ると妙に人が多かった。
何かあるのかと思って見ていると、道でお祭りがやっていた。
なんと同日に例大祭とよさこいが行われていたようだ。
私は何も知らずにホテルを取っていたので、完全に偶然である。
時間の都合もあり少ししか見られなかったが、旅行先でこういう予定外のものに出会うのは面白い。
中村には以前も来たことがあるが、よさこいの印象は全くなかった。
また来ることがあれば、今度は日程を調べてちゃんと見てみたい。
次の旅行では、ご飯だけでなく祭りを目的にするのもありかもしれない。
国道439号、思っていたよりすごかった

中村を出てからは国道439号を通って北へ向かった。
この道がなかなかすごい。
私は酷道と呼ばれるような道も割と好きな方で、狭い山道そのものにはそこまで抵抗がない。
それでも、中村から土佐大正方面へ向かう区間はなかなかだった。
普通の道を走っていたと思ったら、いつの間にか一気に狭くなる。
しかも狭い割に対向車も結構来る。
高知の海沿いは視界が開けていて気持ちいい道が多いのに、山へ入ると一気に雰囲気が変わる。
日本三大酷道の一つといわれるだけある。
待避所が少なく、待避のためにバックが強いられる区間でもガードレールがなかったり、酷道要素は存分にあった。
しかし私が一番怖かったのは、その交通量。
対向車が多く、何度も待避を強いられた。
以前、国道425号を下北山 – 尾鷲間を走ったことがあり、ほかにも様々な酷道や険道を走ったことがあるが、それらはほとんど往来がなく、対向車は数えられる程度であった。
しかしこの中村 – 大正間は、走っては待避、走っては待避が続いた。
これは単なる酷道ではない所以なのかと感じた。
個人的には一度走ってみたかったため楽しかったが、ただ一つ後悔している。
録画していなかった。
こういう時に限って、後から「動画にしておけばよかった」と思う。
ポケふたのおかげで天狗高原まで来た

そこから向かったのは四国カルストの天狗高原。
四国カルスト自体は以前にも訪れているが、その時は愛媛側から入って姫鶴平周辺までだった。
今回はポケふたをきっかけに高知側の天狗高原まで足を延ばした。
私はカルスト地形が結構好きなので、ここは普通に良かった。
ポケふたがなければ今回わざわざ来なかった場所を見られたという意味でも、いいきっかけになった。
シルバーウィークということもあり、渋滞はひどかった。
知名度抜群なこともあり、初心者ドライバーも多く、ゆえに交通が詰まっている箇所も。なんだかなぁ。
やっぱり中津渓谷が一番好き

次は中津渓谷。
今回の4日間で一番良かった場所を選べと言われれば、私はここを選ぶ。
以前にも来たことがあり、その時からかなり気に入っていた。
今回もやっぱり良かった。
仁淀ブルーといえば、にこ淵の方がよく知られているかもしれない。実際、このあとにこ淵にも行った。
ただ個人的には、中津渓谷の方が好きである。
川沿いを歩きながら実際に水に触れられ、奥まで行けば滝もある。
にこ淵より人も少なく、ゆっくり歩ける。
更に水も透き通っていて、非常に冷たい。
もっと知られてもいい場所だと思う。
とはいえ、あまり知られて人だらけになっても困る。難しいところ。
大混みのにこ淵

中津渓谷のあとは、にこ淵へ。
こちらは有名なだけあって人も多い。
勿論、景色も水もきれいで、西条への道中にもあるため寄る価値はあった。
ただ、私は歩き回れて水にも触れられる中津渓谷の方が好みだった。
この日はそのまま高知県を抜け、西条で一泊。
夕食は骨付き肉。

高知旅行なのに愛媛に泊まり、香川名物を食べている。
翌日は別子にも寄りたかったことと、単純に食べたい気分だったので、西条の「はなや」に行った。おいしかった。
ただ一鶴感覚で車で行ったのだが5、居酒屋だったらしくお酒が飲めず、ちょっと後悔。
愛媛から高知へ戻る9月21日

9月21日は西条から石鎚神社、別子、東平を回った後、再び高知県へ。
本山、大豊、物部を経て高知市まで向かった。
石鎚・別子を回って再び高知へ

朝は石鎚神社の口之宮へ行き、その後は別子、東平と回った。
今回の記事は高知旅行なので詳しくは触れないが、東平の景色はやはり独特である。
「東洋のマチュピチュ」と呼ばれる山中の遺構が独特の空気を纏っており、良い場所であった。
ちなみに以前、高知へ来た時は四国一周ドライブをしており、その際にも別子を訪れている。
ただその時にここへ到着したのが日没後。
東平への道中は細い山道で、「巨頭オ」という都市伝説を思い出してしまい、怖くなって途中で引き返した。
今回は無事に昼間に到着できた。
東平を出発して山を越え、再び高知県へ入った。
本山というより、モンベルに来た感じ

21日最初のポケふたは本山町。
私は本山町という名前自体、今回ポケふたを調べるまでほぼ知らなかった。
ポケふたがあるのはモンベルの施設周辺。
施設はきれいで周囲の自然もいいのだが、印象としては「本山に来た」というより「モンベルに来た」という感覚の方が強かった。
初めて本山まで来た割には、本山町自体について知る機会はあまりなかったのが少しもったいない。
印象が変わった「ゆとりすとパーク」

次は大豊町のゆとりすとパーク。
駐車場周辺には少し年季を感じるオブジェなどがあり、「昔からある観光施設なのかな」というのが第一印象だった。
ところが上まで登ると、建物は思ったよりきれいで、何より山の上からの景色がいい。
第一印象とのギャップが大きかった場所である。
ポケふたがなければ来なかった物部

続いて物部。
今回回った中でも、「ポケふたがなければまず来なかった」と思う場所の一つである。
ポケふたがある施設は、観光地というより地域の拠点施設に近い雰囲気だった。
実際、ポケふたがあることで私はここまで来た。
ただ、写真を撮った後に「じゃあ次に何をしよう」となると少し困った。
この辺りも、次回の記事で考えたいところである。
ようやく高知市へ

21日の夜、ようやく高知市へ到着。
高知駅にもポケふたがある。
ここは県の玄関口でもあり、設置場所としては非常に分かりやすい。
ところで私は高知駅へ来るたび、なぜかアンパンマン仕様の特急「南風」を見る。
前述の通り、今回も普通にいた。
岡山駅でもしばしば見るので、最近では「高知駅に行けばいるもの」くらいの感覚になりつつある。
ポケふたを見た後はひろめ市場へ。
高知に来たからには一度くらい昼から飲みたいところだが、この日はそもそも夜。
せめて市場で食べようと思っていた。
ひろめ市場へレッツゴー

無理だった。人が多すぎる。
久礼大正町市場もかなりの人だったが、こちらも負けていない。
席を探して少し歩いたものの、とても空きそうにない。
結局、この日はひろめ市場を断念した。
幸いにも鰹は既に食べているため、人の多い中で急かされながら食べるくらいなら、またリベンジすることにした。
その際に、私の中にある「高知で昼飲み」をクリアしたい。
これはまた次回である。
高知市から室戸へ向かう9月22日

高知最終日の9月22日。
高知市を出発し、桂浜→高知空港→夜須→安芸→安田→奈半利→室戸→東洋町と、県東部を一気に回る。
東洋町まで到達すれば、今回のポケふた巡りは完了である。
桂浜水族館、中身もちゃんと癖が強かった

まず向かったのは桂浜。
桂浜自体は高知を代表する観光地でもあり、私も以前に来たことがある。
今回のお目当ては桂浜水族館。
SNSでかなり個性的な投稿をしているため、存在自体は以前から知っていた。
実際に入ってみると、SNSだけではなかった。
中身もしっかり癖が強い。
特に印象に残ったのが魚の紹介。
一般的な水族館なら、生息地や生態などが書かれている。
桂浜水族館では、それに加えて味まで書かれている。
目の前を泳いでいる魚について、「食べたらどうなのか」を普通に説明している。
これはなかなかない。
また、都度「課金スポット」として餌やりができる場所もあり、生き物との距離もかなり近い。
前述のウミガメの画像も、課金スポットで撮影した。
個人的にはペンギンへの餌やりが最高に楽しかった。複数回課金した。
実際に行くと想像以上で、今回訪れた場所の中では、中津渓谷と並んでもう一度行きたい場所である。
夜須で初めて場所と名前がつながった

桂浜を出た後は高知空港でお土産を購入し、再びポケふた巡りへ。
まずは夜須。
この地名は今回ほぼ初めて意識した一方、近くにある可動橋の存在自体は以前から知っていた。
つまり「面白い橋が高知にある」という知識はあったのに、それが夜須にあるという認識がなかったのである。
ポケふたを見に来たことで、初めて場所と名前がつながった。
ただ現地では橋の場所や動く時間が少し分かりにくかったので、もう少し自然に橋まで誘導されればなお良かったと思う。
これまで素通りしていた安芸で降りてみる

次は安芸。
高知東部を走ること自体はこれまでにもあったが、安芸は基本的に通り過ぎるだけだった。
今回はポケふたを見るために安芸駅で車を降りた。
ポケふたを見て写真を撮る。
本来の目的はそれで終了である。
ただ、せっかく安芸に来た。
駅周辺の案内を見ていると、岩崎弥太郎の生家がある。
時間にも余裕があったため、少し立ち寄ることにした。
岩崎弥太郎生家へ向かう

駅より車で数分。
生家周辺へ向かい、結果的にこれまで素通りしていた安芸で初めて観光をした。
岩崎弥太郎は現在の三菱グループ、かつての三菱財閥の源流となった人物である。
その生家が高知県安芸市にある。
普通の家に三菱マークがついているのは、何か違和感があって面白かった。
ちなみに駐車場には三菱車はなかった。アウトランダー欲しいなぁ。
ポケふたと岩崎弥太郎に直接関係があるわけではない。
しかし、私に安芸で車を降りさせたのは間違いなくポケふたである。
今回の旅の中でも、かなり分かりやすく予定が変わった場所だった。
安田・奈半利を経て室戸へ

そのまま東へ走り、安田へ。
ポケふたのある施設は地域のお店という雰囲気で、食事のメニューも結構おいしそうだった。
ただ時間が合わず、今回は食べられなかった。
続いて奈半利。
奈半利駅という名前はごめん・なはり線関係の動画などで聞いたことがあったが、実際に来るのは初めてである。
今回は車だったので「駅を見に来た」で終わってしまった。
ここはごめん・なはり線で来た方が面白いのかもしれない。
デッキ付きの車両にも一度乗ってみたい。
初めての室戸へ

そこからさらに太平洋沿いを走り、室戸岬へ。
室戸岬は高知を代表する観光地の一つ。
大阪と広島で過ごした時間の長い私にとっては、室戸といえば台風報道でよく聞く名前という印象が強かった。
実際に訪れると、海沿いの道を長々と走った最後に岬へ到着するので、「高知の東まで来た」という感じがかなりある。
そして初めて訪れて少し驚いた。
よくある岬のように、先端まできれいな遊歩道が整備されているわけではない。
自然の岩場が残されており、その中を歩いて海まで行く形になっている。
台風など自然条件の厳しい土地だからこそ、この姿を残しているのだろうか。
それはそれでありだと思う。
ただ、「ここが室戸岬の先っちょ」という場所だけは示してほしかった。
到達できなくてもいいから。
入れなかった室戸廃校水族館
その後は室戸廃校水族館へ。
ここにもポケふたが設置されている。
ただし到着した時間が遅く、今回も中には入れなかった。
今回、水族館に時間で振られがちである。
とはいえ、廃校をそのまま水族館として使うというコンセプトはかなり面白い。
「次は営業時間内に来よう」と素直に思えた場所だった。
最後は東洋町。ポケふた全制覇

最後に向かったのは道の駅東洋町。
ここまで来れば徳島県との県境もすぐ近くである。
海が目の前にあり、景色もいい。
そして、これで今回予定していた高知県内のポケふたをすべて回ることができた。
日下から始まり、宿毛まで西へ行き、山へ入り、高知市へ戻って、最後は東洋まで。
改めて考えると、本当に高知県を端から端まで走っている。
これで高知旅行は終了。この日はそのまま高松まで走り、翌日は香川を観光してから名古屋へ帰った。
ポケふたを追ったら、知らない高知が出てきた

4日間高知を回ってみて、一番良かった場所はやはり中津渓谷だった。
以前にも行った場所ではあるが、今回行ってもやっぱり良かった。
一方、今回初めて入った桂浜水族館もかなり印象に残っている。
SNSで変な水族館だとは知っていたが、実際に行くと想像以上に個性的だった。
戻り鰹も食べることができた。
ただ、まだやり残したことも多い。
次は春に来て初鰹を食べたい。
今度こそひろめ市場で昼から飲みたい。
偶然見かけただけだった中村のよさこいも、次はちゃんと見てみたい。
そして今回の旅行で大きかったのは、これまで知らなかった高知をかなり見ることができたことである。
三原、本山、物部、夜須、安田。
ポケふたがなければ、おそらく今回行くことはなかった。
安芸のようにそれまでは通り過ぎていたのに、ポケふたがあったことで初めて車を降りた場所もある。
少なくとも、ポケふたは私を動かした。
高知県を西から東まで走らせる程度には効果があった。
ただし、それがそのまま地域振興につながっているのかは別の話である。
実際、安芸では岩崎弥太郎まで見に行った一方、ポケふたの写真だけ撮ってすぐに出てしまった場所もあった。
そもそも、なぜ自治体はポケモンを使うのか。
ポケふたを置けば、人は本当にその地域を観光するのか。
人が来ることと、その地域にお金が落ちることは同じなのか。
このあたりは今回の旅行記とは分けて、次の記事で改めて考えてみたい。
ひとまず今回は、戻り鰹を食べ、ポケふたを全部回るという二つの目的は無事達成。
かなり走った4日間だったが、今まで知らなかった高知を見ることのできた旅行だった。
スタンプラリーは来年3月まで続く。
高知に詳しい方がいれば、次に行くべき場所もぜひ教えていただきたい。
ということで、今回もお疲れさまでした。
- 高知県(2024)「高知県と株式会社ポケモンとの『高知県の地方創生の推進に向けた連携と協力に関する協定』発表式」『どっぷり高知旅』< https://doppuri.kochi-tabi.jp/pokemon/information/dtl_1.html >(2026/10/14参照) ↩︎
- 同上 ↩︎
- 路面電車も含めると土佐電気鉄道(現在のとさでん交通)が1904年に運行開始している。 ↩︎
- 道の駅かわうその里すさきの公式Instagram < https://www.instagram.com/p/DbVDtzgGNTZ/?utm_source=ig_web_button_share_sheet >(2026/10/14参照)。 ↩︎
- 一鶴とは、香川県内に展開されている骨付き肉が名物のお店。
私はしばしば香川旅行の帰りに行くことが多い。 ↩︎

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